岡田准一&宮崎あおいの夫婦愛に観客も太鼓判!強い絆に宮崎もうっとり?
1日、映画『天地明察』大ヒット御礼舞台あいさつが新宿ピカデリーで行われ、夫婦を演じた岡田准一と宮崎あおい、滝田洋二郎監督が出席し、夫婦愛について語った。
この日は公式サイトで募集が行われていたファンの選ぶベストシーンが発表され、見事1位には岡田と宮崎演じる夫婦愛あふれるシーンがランクイン。史実でも安井算哲夫婦が同じ日に亡くなったという強い絆を感じさせるエピソードを盛り込んだシーンで、宮崎は「すごくすてきなシーンだと思います」とうっとり。岡田も「最初は本当かなって思いましたが、夫婦の絆を感じながら演じさせていただきました」と感無量の面持ちだった。
これには滝田監督もご満悦で、「女性がほとんどあおいちゃんしかいないので、それまでの男の世界とは別に二人が夫婦として成長してい物語も描かなければならなかったんです」と説明。続けて「夫婦らしく、とてもしっとりとして大事にしていたい思っていたシーンです」と監督も納得のランキングだったことを明かした。
さらに、この日は暦を扱った本作にちなみ、占い師の魚ちゃんがゲストに登場し、「もし誕生日が2日ずれていたら」をテーマに、占いをすることに。11月30日生まれの宮崎は、もし28日に生まれていたとしたら、「やる気が大きすぎて口が達者になって。芸人に向いている」と診断され、「面白い人間になれるならいいな」と芸人もまんざらではない様子。一方、11月18日生まれの岡田は16日生まれだとしたら「真面目なだけで、『なぜ俺はうまくいかないんだ』と悩んで周りに相談するすごく迷惑な男」と厳しく診断されて、たじたじとなっていた。
『天地明察』は、冲方丁原作の時代小説を、映画『おくりびと』で第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した滝田監督が映画化。江戸時代前期に日本独自の暦作りに専念した実在の人物・安井算哲の半生を描いている。(取材・文:中村好伸)
映画『天地明察』は公開中