天才子役はるかぜちゃんが「早泣き」の秘密を解説!
1日、板橋区立教育科学館で映画『大恐竜時代 タルボサウルス vs ティラノサウルス』公開記念トークイベントが行われ、はるかぜちゃんこと春名風花が同館の1日こども館長に就任。お笑いコンビTIMのレッド吉田、そして恐竜博士の富田京一を相手に大人顔負けの発言を連発した。
映画『大恐竜時代 タルボサウルス vs ティラノサウルス』公開記念トークイベントフォトギャラリー
はるかぜちゃんはまだ11歳ながら、ツイッターで罵詈雑言を浴びせてくる一部男性アイドルグループのファンを大人の対応でやりこめ、朝日新聞の特集記事「いじめている君へ」に寄稿した記事が大きな反響を呼ぶなど、近年注目されている人気子役。都民の日で都内の学校が休みとなったこの日、同館の1日館長にそんなはるかぜちゃんの就任が決定した。
「館長ですから何でも答えます」と張り切るはるかぜちゃんに対して、「じゃ館内のトイレの数はいくつ?」と大人げない質問を浴びせるレッド。はるかぜちゃんの瞳からはみるみるうちに涙があふれ出してくるが、すぐに「早泣きですよ」とケロッとした表情に。
この一瞬にして涙を流すことの出来る技術をはるかぜちゃんは「脳梁(のうりょう)ワラワラ泣き」と名付けているそうで、「これは女の子にしかできない技術なんですけど、右脳と左脳の間に脳梁というのがあって、そこにいろんなことを詰め込みすぎるとわけが分からなくなって泣けてくるんです」と解説。これには会場に集まった大人たちのみならず、子どもたちまでもが「すごいね~」と感心することしきりだった。
『大恐竜時代 タルボサウルス vs ティラノサウルス』は、最先端デジタル技術を駆使して創造された恐竜たちが、8千万年前の世界を闊歩(かっぽ)するさまを描き出す作品。17種類80頭の恐竜たちの弱肉強食の様子を目の当たりにしたはるかぜちゃんは自らの境遇に照らし合わせて「やっぱり小さい頃からこの業界にいましたから。芸能界も弱肉強食の世界です」としみじみと語った。(取材・文:壬生智裕)
映画『大恐竜時代 タルボサウルス vs ティラノサウルス』は10月13日より全国公開