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ジェニファー・ガーナーが主演兼プロデューサー!バターの彫刻コンテストを描いた映画とは?

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(左から)オリヴィア・ワイルド、タイ・バーレル、ヤラ・シャヒディ、ジェニファー・ガーナー
(左から)オリヴィア・ワイルド、タイ・バーレル、ヤラ・シャヒディ、ジェニファー・ガーナー

 テレビドラマ「エイリアス」や映画『デアデビル』などでおなじみのジェニファー・ガーナーが、話題の新作『バター(原題) / Butter』について、共演者のオリヴィア・ワイルドタイ・バーレルヤラ・シャヒディとともに語った。

 同作は、バターの彫刻コンテストで15年間もチャンピオンであった夫ボブ(タイ・バーレル)が引退することを知った妻のローラ(ジェニファー・ガーナー)は、彼の代わりに自らコンテストに出場することを決める。だが、思わぬ強敵となる白人家族の養子で12歳の少女デスティニー(ヤラ・シャヒディ)と対立することになるというコメディ調のドラマ作品。オリヴィア・ワイルドは、夫ボブの浮気相手のストリッパー役ブルックを演じている。このほかに、ヒュー・ジャックマンアリシア・シルヴァーストーンアシュリー・グリーンらが脇を固めている。監督は、映画『ある日モテ期がやってきた』(日本未公開)のジム・フィールド・スミスがメガホンを取っている。

 この映画で注目すべき俳優は、スター俳優に囲まれて12歳の少女デスティニー役を演じたヤラ・シャヒディだ。「まず脚本は、わたしの母が先に読んだの。それから、わたしも読んだけれど、一部の箇所は飛ばして読まなければいけなかったの(笑)。(なぜなら、スラングやセクシー過ぎる箇所があったからだそうだ)実は、このバターの彫刻コンテストについては、脚本を渡される前にミネソタ州のステートフェア(年に一度、その土地の産業の振興をはかるイベント)で聞いたことがあって、まさかそのバターの彫刻コンテストの脚本を渡されるなんて思ってもみなかった!」と、まずバターの彫刻コンテストに興味を持ったことを笑顔で明かした。

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 俳優たちはバターの彫刻コンテストのために、実際にどのようなトレーニングをしたのだろうか。「この映画で、わたしを含めたバターの彫刻コンテストに出演している俳優は、一日だけジム・ヴィクターという食物で彫刻を彫ることで有名な人からトレーニングを受けたの。彼は、チーズやバター、さらにピザ、チョコレートなど、何でも彫刻できるすごい人なの! しかも、それが彼の実際の仕事でもあるのよ。ただ興味深かったことは、ジム・ヴィクターの奥様も、この映画でわたしが演じたローラのように野心家に感じたことだったわ(笑)」とジェニファー・ガーナーは答え、一方タイ・バーレルは「今朝、アンダーソン・クーパー(CNNの司会者)の番組で、この映画の宣伝のためにジム・ヴィクターとともに出演した際に、僕と司会者のアンダーソン・クーパーが、ジム・ヴィクターの審査のもと、バター彫刻の対決をしたら、僕が勝ったんだ! でも僕は、ジムからトレーニングを受けたわりには、キャストの中で一番下手だったんだ……」と、多少キャストの中で引け目を感じていたそうだ。

 ストリッパー役ブルックを演じたオリヴィア・ワイルドは「実は脚本でこの役を読んだときに、あばずれ女だとは思わなかったの。むしろ、スマートな女性だと思ったくらい。ただ、(性格の良い)ジェニファー・ガーナーの前で、下品なあばずれ女の役を演じることは楽ではなかったわね。それに、現実でそんな(下品な)こともできないから、とにかくこの役をできるだけ楽しんでみたの。今までこんな役を経験したことがなかったから、これまで演じた役の中でも一番気に入っている役になったわ! もし続編があるなら、ぜひ参加したいくらい!」と語る彼女の演技に注目だ。

 映画は、家族関係についてのメッセージ性はあるものの、スラングを連発するシーンやストリッパー役のオリヴィア・ワイルドの破天荒ぶりが、典型的な家族映画に収まっていないところが魅力の作品に仕上がっている。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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