藤本美貴、親になる不安…笑顔の裏に隠された妊娠中の思い告白
タレントの藤本美貴が3日、都内で書籍「藤本美貴 First mama book」の出版記念トークショーを行い、出産、育児の苦労について語った。
「藤本美貴 First mama book」出版記念トークショーフォトギャラリー
妊娠期間中を振り返り「不安ばっかりだった」と吐露した藤本。「出産の痛みも、もちろん不安だったけれど、親になるって何だろうって考えちゃって」と当時の思いを明かし、「誰にも言えないこともいっぱいあった」と普段のイメージからは想像もつかない、大変な妊娠期間を過ごしたことを明かした。本書では、そんな藤本の「自分だけじゃないんだって思ってもらいたい」というママたちへの思いをつづったという。
また藤本は、妊娠中も現在も、夫でお笑い芸人の庄司智春の存在に助けられているといい、「(出産後の)退院の日に、“ミキッター”っていう本をもらったんです。だんなさんが携帯のメモ機能で、妊娠中から出産するまでのわたしへの思いを書いていてくれて、それを1冊の本にしてくれた」と庄司とのエピソードを披露。「夜中に嗚咽(おえつ)するぐらい泣きながら読みましたね」と大感動だったと話した。
この日のイベントでは、出産後14キロ痩せた秘けつも伝授した藤本。「母乳である程度は痩せたんですけど、落ちなくなってからは毎日ヨガ」を行ったそう。さらに、ふくらはぎと太ももの間にタオルを挟んでむくみをとる方法など、自身も実践するヨガを披露した。
同書は、女性誌「saita」誌上で連載された妊娠、出産から育児までの全記録をつづったもので、藤本初のママブックとなる。(取材・文:嶋田真己)
「藤本美貴 First mama book」は発売中(税込み:1,500円、セブン&アイ出版刊)