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玉山鉄二、第1子誕生の3日後に父親役に初挑戦!

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初の父親役に挑戦した玉山鉄二
初の父親役に挑戦した玉山鉄二

 俳優の玉山鉄二が4日、品川プリンスシネマで行われたドラマWスペシャル「尾根のかなたに~父と息子の日航機墜落事故~」(WOWOWプライムで放送予定)の舞台挨拶で、第1子男児誕生の3日後に、初めての父親役に挑戦したことを明かした。

ドラマWスペシャル「尾根のかなたに~父と息子の日航機墜落事故~」舞台あいさつ写真ギャラリー

 玉山のほか、伊勢谷友介松坂桃李緒形直人石田ゆり子、脚本家の岡田惠和若松節朗監督が出席したこの日の舞台挨拶。玉山は「実は若松監督とは10数年ぶり。あのときは監督の期待に応えられなくて歯がゆい思いをしていました。10数年たって、少しでも成長した姿を見せられたらなと思っていました」と待望の若松組への参加だったと語った。

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 さらに、本作の撮影が第1子となる男児が生まれた3日後に行われたことを明かし、「ちょうど3日前に子どもが生まれたタイミングでの初めての父親役というのは、想像しただけでも心が敏感になるような状態でした。芝居をすることがこんなにも楽しいことなんだということを再確認しました。32(歳)にもなって、初心に戻ったような楽しさを教えていただきました」と晴れ晴れとした表情を見せた。

 1985年8月12日に起きた日本航空123便墜落事故。520人もの犠牲者を生み出したこの事故は当時、新聞、テレビ、雑誌などで大きく報道された。本作は、この事故によって大切な人を失った3組の家族が、絶望の淵から次第に希望を見出す姿を描き出す感動作となっている。

 渡辺謙主演の『沈まぬ太陽』でも飛行機事故という題材に取り組んでいた若松監督は「仲間からは、よく同じ題材をやるなと言われましたが、『沈まぬ太陽』は企業側を描いた作品で、今回は遺族側を描いた作品」と話した上で、「(ドラマに登場する)3つの家族はそれぞれにすばらしい家族で、その家族の中に浸っていたいという思いでいました。事故を経た3つの家族が最後にすばらしい笑顔に変わる。そんな瞬間が観たいと思って、仕事を引き受けました」と監督を引き受けた経緯を明かした。(取材・文:壬生智裕)

ドラマWスペシャル「尾根のかなたに~父と息子の日航機墜落事故~」は10月7日、14日の2週連続、午後10時よりWOWOWプライムにて放送予定

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