井上真央に酒豪疑惑!? 共演者に「毎日浴びるほど飲んでた」と明かされ大慌て!大分プレミアにて
今月30日、大分県を舞台にした映画『綱引いちゃった!』の大分プレミアが、大分県大分市にあるガレリア竹町商店街にて行われ、主演の井上真央 、松坂慶子 、玉山鉄二 、渡辺直美 、浅芽陽子、ソニン、犬山イヌコ、西田尚美、中鉢明子、らキャストと水田伸夫 監督が登場した。
実在する女子綱引き元世界チャンピオンチームの大分コスモレディースに着想を得た本作は、「大分の物語は、ごまかすことなく全編大分で撮影したい」という水田監督のこだわりのもと昨年11月にクランクイン。地元・大分の全面協力を得て、約1か月に渡りロケが行われた。
「おかえり~!」という大歓声の中、商店街に敷かれた全長70メートルのレッドカーペットを一人一人と笑顔で握手しながら歩いた井上は、「ただいまです! こんなに温かく迎えてくれてうれしいです!」とにっこり。「大分の好きっちゃところは、ご飯が美味しいところ!」と大分弁で大分の魅力を上げると、約1000人の県民が集まった会場からは大拍手が沸き起こった。
大分の郷土料理である「さばのりゅうきゅう」をつまみに、「酒っちゃ、飲みっちゃしていました!」と話し、会場の笑いを誘った井上だが、共演者の中鉢が「真央ちゃんと、毎晩浴びるほど飲んでいたので、別府の砂風呂で汗をかいたりして楽しかったです」と明かすと、「ちゅうちゃんっ!」と大慌て。実は酒豪? な井上の姿を、ぜひ見てみたいところだが、本作では、本物のほろ酔い顔を披露しているのだという。
イベント後、マスコミの取材に答えた玉山によると、井上と二人で飲むシーンは、実際にお酒を飲んで撮影していたのだそう。「朝から撮影が始まったんですが、おれは飲みすぎて11時くらいにはべろべろになって、長渕剛さんの曲を歌っていました」と話した玉山に、井上も「私も少しだけ飲んで、ちょっと気持ちいいくらいに酔っぱらっていました」と笑った。いたずらっぽく玉山に顔を近づけていくシーンは、ほろ酔い状態から生まれたアドリブだったという。玉山も「思わず口をすぼめちゃいました(笑)」と話した井上のキュートな表情は必見だ。
本作は、市の知名度アップのため、女子綱引きチームの結成を命じられた大分市役所女性職員の奮闘を描くハートフル・コメディー。爆笑必至のコメディシーンや、思わず手に汗握る「綱引きシーン」の迫力はもちろん、個性派女優たちが演じる介護問題や息子との不和、などさまざまな問題を抱えながらも力強く日々を過ごす等身大の女性像は、多くの女性から共感を得られるはずだ。
「一人の力では乗り越えられない問題も、仲間と力を合わせれば乗り越えられる!」、という作品に込められたメッセージを表すように、プレミアでは会場全員での綱引きを実現! 一本の綱をみんなで持つと、商店街には井上らの元気な掛け声が響いた。大分の美味しいご飯で絆を深めたキャストたちが息ぴったりのチームワークで伝える希望のメッセージは、現代を生きる日本人に明るいパワーを与えることだろう。(編集部:森田真帆)
映画『綱引いちゃった!』は11月23日より全国公開