テレンス・マリック監督の新作『トゥー・ザ・ワンダー』劇場公開に向け始動!
第69回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品されていた巨匠テレンス・マリック監督の新作『トゥー・ザ・ワンダー(原題)/ To the Wonder』が、マグノリア・ピクチャーズで配給されることがわかった。Dark Horizonsほか複数のメディアが報じた。
テレンス・マリック監督作品 映画『天国の日々』写真ギャラリー
同作は、ベン・アフレックとレイチェル・マクアダムスが出演しているテレンス・マリック監督の新作。ストーリーは、女性にだらしない男(ベン・アフレック)が旅先のパリで出会った女性(オルガ・キュリレンコ)と恋に落ち、彼の故郷オクラホマに戻って結婚するが、ビザ取得目的で結婚していた妻とは結婚生活が上手くいかず、幼なじみ(レイチェル・マクアダムス)とヨリを戻そうとするドラマ作品。
テレンス・マリック監督は、映画『シン・レッド・ライン』でベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞。映画『天国の日々』でカンヌ国際映画祭の監督賞、さらに映画『ツリー・オブ・ライフ』ではカンヌ国際映画祭のパルムドールに輝いた巨匠。本作の映画祭での評価は、批評家の間で賛否両論にわかれているようだが、正式に配給が決まったことで、ファンの間で期待が高まりそうだ。
今のところマグノリア・ピクチャーズは正式な日程を決めていないが、2013年の公開を予定しているようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)