犯罪歴のあるマイク・タイソン ニュージーランドがビザを取り消し
ニュージーランドで開催されるチャリティ・イベント「デイ・オブ・チャンピオンズ」でスピーチを行う予定だったマイク・タイソンが、首相の反対によりビザを取り消され入国できなくなったという。
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タイソンは1992年にレイプで有罪となっており、本来ならばニュージーランドに入国許可は下りないが、チャリティのためということで、今回は入国管理法令が適用除外になったらしい。しかし、これを聞いたジョン・キー首相は移民管理局の判断を疑問に思うと公言し、個人的には反対だとコメント。Access Hollywood によると、そもそもが微妙な状況で降りた許可だったようで、首相の反対を知ったチャリティ団体がタイソンへの支援を撤回したため、移民管理局はビザを無効にすることを発表したという。
ビザが取り消される前のタイソンは、顔のタトゥはニュージーランドの先住民であるマオリ族からインスピレーションを受けたもので、彼らと会うのを楽しみにしているとAPNZにコメント。首相が反対していることについては、「俺が来ることにがっかりしてることを残念に思うけど、俺は自分の人生を生きているだけだ。ごめんよ。俺はニュージーランドに行く。誰も止めることはできない」と語っていた。(澤田理沙)