「ジョジョ展」ついに明日から!初公開原画に等身大フィギュアなど盛りだくさん!
5日、「荒木飛呂彦 原画展 ジョジョ展」の内覧会が六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで行われ、初公開となる原画や等身大フィギュアの全ぼうが明らかになった。
本展覧会は、人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」連載25周年と著者である荒木飛呂彦の執筆活動30周年を記念して開催されるもの。「ジョジョ」以前を含めた荒木作品の中から厳選された200点以上の原画のほか、作品にちなんだ等身大フィギュアや造形物、AR技術を使用した企画物などを展示。マンガ家・荒木飛呂彦の軌跡を一気に堪能できる催しとなっている。
会場の壁一面には原画がずらりと並べられ、原作マンガの第1部から第8部ごとに分けられた各コーナーでは、コミックの名場面から飛び出してきたような、精巧な等身大フィギュアが来場客を迎える。
また、本展覧会のために書き下ろされた9点の新作原画も展示。そのうちの8作品は「ジョジョ日本八景」と名付けられ、そのうちの5点は初公開となる。さらに等身大フィギュアも、空条承太郎とDIOのフィギュアも初公開。そのほか岸辺露伴、東方仗助、ブローノ・ブチャラティなど各章の人気キャラクターがそろう。AR展示もパワーアップし、前回の展覧会で公開された「ジョジョの奇妙な杜王町 MAP」のほか、「ジョジョの奇妙なスタンド体験」と「ARオラオラ体験」の2点が初展示となっている。
「漫画家の家へ遊びにいこう」と題されたコーナーでは、岸辺露伴の仕事場の机を再現。荒木の素顔が垣間見られる貴重なインタビュー映像を流すコーナーも設置される。壁には「ドドドド」「ドッギャーン」「バァーン」といった、おなじみの効果音が文字で散りばめられるど、細かな演出もファンにとってはうれしい限り。前売り券もすでに「土日祝入場日時指定券」は完売する人気ぶりということで、「ジョジョ」ファンが一勢に詰め掛ける、大盛況のイベントになることは間違いないだろう。(取材・文:中村好伸)
「荒木飛呂彦 原画展 ジョジョ展」は10月6日より11月4日まで森アーツセンターギャラリーにて開催