ジョージ・クルーニー、監督次回作にオスカーを争ったジャン・デュジャルダンを起用か
俳優ジョージ・クルーニーが現在準備中の監督次回作に、映画『アーティスト』に出演し第84回アカデミー賞でジョージと主演男優賞を争ったジャン・デュジャルダンの起用が検討されているとTheWrap.comが報じた。
ジャンと主演男優賞を争った映画『ファミリー・ツリー』場面写真
映画はロバート・M・エドゼルによる戦記ノンフィクション「ナチ略奪美術品を救え 特殊部隊『モニュメンツ・メン』の戦争」が原作。第2次世界大戦下、ナチスに略奪された美術品や文化財を救出するため、前線で活動した兵士たちの奮闘が描かれる。
ジョージは本作を監督次回作にする予定で、長年のパートナーであるグラント・ヘスロヴと共同で脚本を手掛け、主演と製作も務めるとのこと。今年行われたアカデミー賞授賞式で、オスカーを勝ち取ったジャンの起用を検討しているという。
アカデミー賞をはじめ、主要映画賞ノミネートの常連となっているジョージ監督作。本作も完成の暁には、賞レースを騒がせる映画となるのは確実で、オスカーを争った俳優同士の共演作となれば、さらに話題を呼ぶのは間違いないだろう。またジャン以外にも、ケイト・ブランシェットにポール・ジアマッティら実力派俳優の起用も検討されているといい、完成が待ち遠しい1本となりそうだ。(編集部・入倉功一)