「ハリポタ」作者の大人向け小説、1週目の売り上げは「ハリポタ」最終巻初日の1/20以下
ベストセラー児童書「ハリー・ポッター」シリーズで知られるJ・K・ローリングの初の大人向け小説「ザ・カジュアル・ベイカンシー(原題) / The Casual Vacancy」が、発売から6日間で37万5,000部を売り上げたと発表された。
これはハードカバー、電子書籍、オーディオブックを含む売り上げ数で、Fox Newsによると発売1週目としてはアメリカで今年1番のベストセラー。しかし前作「ハリー・ポッターと死の秘宝」は初日だけで830万部を売り上げており、本作の売り上げはその20分の1以下という結果になった。
本作はイギリスの牧歌的な田舎町を舞台に、一人の中年男の死がきっかけとなって起こる対立を描いた作品。性や暴力などの描写を絡め、「ハリー・ポッター」シリーズとは一味違う新境地を切り開いている。(編集部・市川遥)