デヴィッド・シューリス、ティルダ・スウィントン、テリー・ギリアムのSF新作映画に出演決定
映画『ハリー・ポッター』シリーズや『戦火の馬』に出演しているデヴィッド・シューリスと、映画『ナルニア国物語』シリーズや『少年は残酷な弓を射る』で知られるティルダ・スウィントンが、テリー・ギリアムのSF新作映画『ザ・ゼロ・セオラム(原題) / The Zero Theorem』に出演することになったと、Deadline.comが報じた。
デヴィッド・シューリス出演 映画『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』写真ギャラリー
映画『イングロリアス・バスターズ』のクリストフ・ヴァルツが主演に決定している本作は、人里離れて暮らす変わり者のコンピュータの天才が、実存主義に対する悩みに取りつかれ、実存の有無を解明するため、ある不可思議なプロジェクトに乗り出すというストーリー。彼は、古びた教会で暮らしており、ひたすらそこで電話がかかってくるのを待っているという設定なのだという。ギリアム監督によれば、映画の三分の二ほどは、その場所で進行していくのだとか。
主な舞台となるそのうらぶれた教会のセットが建築されている様子の写真が、ギリアムの公式フェイスブックで紹介されている。
『ザ・ゼロ・セオラム(原題)』は、ギリアム監督にとり、2009年の映画『Dr.パルナサスの鏡』以来の長編作品となる。シューリスとスウィントンの役どころは明らかにされていないが、撮影は10月22日よりルーマニアにて開始予定なので、間もなくさらなる情報が伝えられることだろう。公開時期は未定。(鯨岡孝子)
テリー・ギリアム監督のフェイスブックページ:
http://www.facebook.com/Terry.Gilliam