堺正章からもいただきました! チバユウスケの楽曲モチーフの新井浩文5年ぶりの主演作が満席スタート!!
13日、ヒューマントラストシネマ渋谷で映画『赤い季節』初日舞台あいさつが行われ、5年ぶりの主演作となる新井浩文が満員の客席を前に感無量の表情を見せた。
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『ヘルタースケルター』『アウトレイジ ビヨンド』など、今年は10本(11月17日公開予定の『その夜の侍』を含む)もの映画出演作が公開される新井にとって、本作は5年ぶりの映画主演作となる。そんな映画づいている新井だが、今年9月に行われた『その夜の侍』イベントでは、5年前の主演作『松ヶ根乱射事件』では初日の入りがゼロの回があった、というトラウマを告白したこともあってか、「満席になってよかったです」とホッと胸をなでおろした様子だった。
村上淳、新居延遼明、風吹ジュン、能野哲彦監督が出席したこの日の舞台あいさつ。殺し屋稼業から足を洗い、まっとうに暮らそうと夢見る青年の苦悩や焦燥感を描き出した本作は「カッコいい新井浩文を撮りたい」をテーマに撮影されたといわれているが、「それは一応、表向きのコメントでオブラートに包んでいますけど、裏では能野さんが『観た女性が抱かれたいと思うような新井にしたい』と言っていたんで、今日は抱けたらいいんじゃないですか」とジョークを飛ばす新井の口もなめらかだ。
一方の風吹は、本作のPRのために出演したテレビ番組「チューボーですよ!」の収録を振り返り、「堺正章さんから、(本作の)すごく音がいいって。いただきました!」と堺の名セリフを交えて報告。これには壇上の出演者たちも「星三つです!」と大喜びだった。
本作は、元THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのボーカル、チバユウスケのソロプロジェクト「SNAKE ON THE BEACH」の楽曲に着想を得たロック・ムービー。劇中には、チバユウスケ、中村達也、イマイアキノブら3人による架空のバンド「THE GOLDEN WET FINGERS」のライブシーンが登場し、迫力のライブシーンを披露している。そんなチバから「(略)観に来た皆さんもぜひ楽しんでいってください。音楽もハマっていると思うので、そこもよろしく。とにかく楽しんで」。さらに中村からも「今日公開ですね。わたしは札幌ですが、たのしみ」といったメッセージがそれぞれ寄せられ、初日に華を添えた。(取材・文:壬生智裕)
映画『赤い季節』はヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開中