マット・デイモン、ボーン役復帰はナシ?ジェレミー・レナーとのタッグは幻となるか
現在スピンオフ『ボーン・レガシー』が公開中の映画『ボーン』シリーズに主演したマット・デイモンが、自身の当たり役でもあるCIAの元暗殺者要員ジェイソン・ボーンを再び演じる可能性について語った。
『ボーン・アイデンティティー』から始まる3部作の裏で進行していた、もうひとつの物語を描く『ボーン・レガシー』。新たな暗殺者アーロン・クロスをジェレミー・レナーが熱演し、マットに負けないアクションを披露。すでに続編も計画されている。
前3部作と同じ世界の出来事を描くシリーズだけに、ファンならずとも期待したいのがマットとジェレミーの共演。しかし、このほどMovielineの取材に応じたマットは、この夢の計画について「何も動きはないよ」とコメント。さらに『ボーン・スプレマシー』からシリーズを手掛け、『グリーン・ゾーン』でもタッグを組んだポール・グリーングラス監督の名を挙げると「グリーングラスが監督するなら、いつでもやると言ってきた。けど、彼がまた(シリーズを)監督をすることはないと思うね」と続編登場の可能性を否定した。
シリーズファンには残念な知らせとなったマットの発言。しかし、前シリーズの製作に携わり、本作でもプロデューサーを務めるフランク・マーシャルはかつて、「ジェレミー・レナーとマット・デイモンの共演を実現させたい」と英国Empire誌のインタビューでコメントしている。夢の共演を実現させるため、ぜひグリーングラス監督に再登板を働き掛けてもらいたいところ?(西村重人)