劇場版『SPEC』が首位!『ダーク・シャドウ』からトップ奪う!
週間レンタルランキング
10月8日付けのTSUTAYAレンタルDVD / ブルーレイランキングは、『劇場版SPEC~天~』が、先週2位から『ダーク・シャドウ』を押さえての首位獲得となった。
配給元の東宝によると、劇場公開時の客層は、男女比が42対58、年齢別では16~19歳が24.6パーセント、20代が23.8パーセント、13~15歳が18.6パーセントと10~20代が人気を支えている。TSUTAYA CLUB MAGAZINE 10月号(9月20日配布)でも表紙を飾る、イチオシ作品の本領発揮といったところ。テレビシリーズやスペシャルドラマ「SPEC~翔~」と陳列する店舗も多く、店頭で目立つことでユーザーの関心度を高めているようだ。
2位にダウンした『ダーク・シャドウ』の首位記録は1週のみ。3位は先週と同じく『キラー・エリート』。劇場ヒット作が上位に並ぶ中、興行では振るわなかった同作の根強い人気ぶりが光る。一方、今週唯一の初登場は5位の『僕等がいた 後篇』。興行ランキングでは初登場3位だったが、レンタルでは勢いがやや弱い。しかし前作『僕等がいた 前篇』は、レンタル初登場7位から、翌週4位までランクアップしており、『後篇』も来週は上昇する可能性が高い。
11位以下では、11位『アウトレイジ』に注目。『アウトレイジ ビヨンド』の10月6日公開が近づくにつれて、22位から14位、そして12位と順位を上げ、ついにトップ10圏内まであと一歩のところまでたどり着いた。『マダガスカル2』『バイオハザード IV アフターライフ』など、新作公開でレンタル人気が復活する旧作が出ているが、『アウトレイジ』も息の長い人気となっている。
今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)。
1位『劇場版SPEC~天~』(2位)、2位『ダーク・シャドウ』(1位)、3位『キラー・エリート』(3位)、4位『バトルシップ』(4位)、5位『僕等がいた 後篇』(初登場)、6位『ライアーゲーム -再生-』(6位)、7位『貞子3D』(5位)、8位『Black & White/ブラック & ホワイト』(9位)、9位『ブレイクアウト』(8位)、10位『TIME/タイム』(7位)
来週は、洋画の話題作『スノーホワイト』(10月17日レンタル開始)が登場。『SPEC』の2週連続首位と、巻き返しを狙う『ダーク・シャドウ』、その2作品の勢いを『スノーホワイト』が阻止するかに注目したい。(取材・文:相良智弘)