シュワちゃん、自伝の売り上げは低調…深みやインパクトに欠けるとの評も
俳優復帰を果たしたアーノルド・シュワルツェネッガーの自伝が、発売初週で2万1,000部を売り上げたことが明らかになった。これはノンフィクション書籍で第3位となる数字ではあるものの、EW.comをはじめとする複数のメディアは「低調なスタート」と報じている。
シュワちゃんの自伝「トータル・リコール:マイ・アンビリーバブリー・トゥルー・ライフ・ストーリー / Total Recall: My Unbelievably True Life Story」は今月1日に発売。シュワちゃん自身、自伝の中ではシルヴェスター・スタローンの元妻である女優ブリジット・ニールセンとの浮気を告白。さらには積極的にテレビ番組に出演していたが、残念ながら売り上げにはつながらなかった模様だ。
また、批評家筋でも評判も芳しくなく、中には「自分に都合の良い記憶の羅列」という辛らつな評も。The Washington Postでは「タイトルの『トータル・リコール(完全に思い出す)』には程遠く、深みや感情に訴えかけるようなインパクトにも欠ける」とこき下ろされている。(編集部・福田麗)