『ロボコップ』リメイク版、2年後に公開延期!
MGMが制作に入っている映画『ロボコップ』のリメイク作品が、当初予定していた2013年8月9日の公開を、2014年の2月7日に延期したことがThe Hollywood Reporterや複数のメディアが伝えたことで明らかになった。
同作は、映画『バス174』のジョゼ・パヂーリャ監督がメガホンを取る作品で、人気テレビドラマ「THE KILLING ~闇に眠る美少女」のジョエル・キナマンが、オリジナル作品でピーター・ウェラーが演じていた主人公アレックス・マーフィー / ロボコップ役に決定している。
このほかに、ロボコップの設計者をゲイリー・オールドマン、軍事力を牛耳るメディア王をサミュエル・L・ジャクソン、デトロイト警察を管理する悪名高きオムニ社のCEOをマイケル・キートン、アレックス・マーフィーの妻をアビー・コーニッシュが演じる。
今のところ、延期理由は明確にされていないが、マット・デイモンとジョディ・フォスター共演のSF映画『エリシウム(原題) / Elysium』の公開日が、2013年3月1日から、当初『ロボコップ』の公開日とされていた同年8月9日に延期されたことが影響しているようだ。公開を遅らせることで、編集段階でのスペシャル・エフェクトに時間をかけるものと思われる。
リメイク作品は、巨大企業オムニ社がロボット・テクノロジーを支配する2029年のデトロイトが舞台。勤務中に重傷を負い死亡した警官アレックスが、オムニ社の科学力によってロボット警官として生まれ変わり、犯罪が多発する街に繰り出していく姿を描いた、近未来アクション作品となる予定。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)