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「吉永小百合展」開催に吉永本人は照れ!貴重な写真&着用した制服公開も!

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大滝秀治さんとの思い出も振り返った吉永小百合
大滝秀治さんとの思い出も振り返った吉永小百合

 女優・吉永小百合が、自身の主演最新作『北のカナリアたち』の公開を記念した展覧会「吉永小百合展 一生生徒で…」の開催を翌日に控えた22日、会場となる池袋・西武ギャラリーで会見を行い「わたしのいろいろな部分をご覧いただけたら」とアピールした。この日は数多くの純愛映画で吉永と共演した浜田光夫や、吉永と共に「日活三人娘」と呼ばれた松原智恵子など、当時の日活を共に支えた俳優陣がサプライズで登場し、昔話で大いに盛り上がった。

サプライズも!吉永小百合の会見フォトギャラリー

 吉永にとって今年は俳優デビュー55年、歌手デビュー50年。本展では、今も第一線で活躍を続ける吉永の魅力を7つのコーナーに分けて紹介する。1歳のころの写真や幼少期のモデル写真、高等学校時代の制服(実物)など貴重な品々を公開するほか、映画賞で着用したドレスや着物などを抽選でプレゼントする企画も。さらに、映画『北のカナリアたち』の舞台となった小学校の教室も再現。そこでは吉永の等身大3D映像が投影され、映画の世界を体感できるようになっている。

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 吉永は「気恥ずかしいし、穴があったら入りたい思いもあります。でも今年は日活100年で、東映60周年記念作品の『北のカナリアたち』に出演し、わたし自身もキャリア55年になる。そんな記念の年だから、わたしの今までの足跡を見ていただくのもいいのではないかしらという思いになりました」と今回展覧会を開催した理由を説明した。

 また、つい最近亡くなった俳優の大滝秀治さんとの思い出を聞かれた吉永は「映画『母べえ』でご一緒しましたが、そのときの大滝さんのひょうひょうとした芝居に心を打たれました。ああいうすてきな方がいらっしゃらなくなることは寂しいことですが、わたしたちが後を継いでしっかりやっていかなければと思います」と神妙な表情でコメントした。

 『北のカナリアたち』は湊かなえの小説「往復書簡」に収録された「二十年後の宿題」が原作。20年前に起きた悲劇により引き裂かれた教師と教え子たちがある事件を機に再会し、それぞれが抱える心の傷や真実が明らかになっていくさまを描く。教師役を吉永が、生徒役を森山未來満島ひかり勝地涼宮崎あおい小池栄子松田龍平が演じている。(古河優)

展覧会「吉永小百合展 一生生徒で…」は10月23日~31日まで西武池袋本店別館・西武ギャラリーにて開催
映画『北のカナリアたち』は11月3日より全国公開

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