EXILE・AKIRAは高倉健の跡を継ぐ?真面目な姿勢に共演者メロメロ
24日、EXILEのAKIRAがシネマート新宿で開催された主演映画『ワーキング・ホリデー』のプレミア先行上映に出席し、その魅力でファンだけでなく共演者までメロメロにしていた。イベントには、林遼威、逢沢りな、ほんこん、ガレッジセールのゴリと岡本浩一監督らも登壇した。
本作は、元ヤンでホストの大和(AKIRA)のもとに、自分の息子と名乗る小学5年生の進(林遼威)が訪ねてくることから起こる騒動を描いたヒューマンドラマ。初めて父親役をこなしたAKIRAは「2週間の撮影期間で息子役の遼威くんが怒ったり笑ったりする瞬間瞬間を感じて、父親の気持ちがわかった」とコメント。
そんなAKIRAの真摯(しんし)に演技に打ち込む姿勢に共演者の評判は高く、ほんこんも「一生懸命やっていてぜんぜん座らないんですよ。高倉健さんの後を継ぐ。こっちだけ座るわけにはいかないから腰痛くて」とぼやく。一方のゴリも、「一番寒い季節での撮影でストーブにもあたらない。なにあの高倉健」と大絶賛(!?)だった。
それに対してAKIRAは「寒い中、スタッフさんはずっと立っているわけだから僕だけ座るのは申し訳なかった」と心意気を示したが「抜くところは抜きますよ」と謙虚に照れ笑いして会場のハートをつかんでいた。林も、「テレビと同じで背が高くてチョーカッコよかった」とファンだけでなく出演者はAKIRAにメロメロ状態。監督も「本当に真面目。シャンパンをラッパ飲みするシーンがあって、ふりでよかったのですが、アルコールじゃないけど中身の入ったものを飲んで演技していた」と大絶賛だった。
最後に本物のホスト数人が登場し、シャンパンタワーで映画のヒットを祈願。威勢の良い掛け声と共に、AKIRAが林を持ち上げてシャンパンを注がせてあげるなど、映画の中だけでなく親子仲むつまじい姿を見せていた。(取材・文:池田敬輔)
映画『ワーキング・ホリデー』は11月17日よりシネマート新宿ほか全国公開