杏、KAT-TUN亀梨＆鈴木福とは三つ子の関係！助演女優賞受賞に喜び！
22日、港区芝公園の東京プリンスホテルで「東京ドラマアウォード2012」授賞式が行われ、ドラマ「妖怪人間ベム」で助演女優賞を受賞した杏が受賞の喜びを語った。
作品の質の高さだけでなく、市場性、商業性にスポットを当てて、「世界に見せたい日本のドラマ」というコンセプトのもと、世界水準で海外に売れる可能性が高い優秀なドラマを表彰する同賞。1968年に放送が開始された人気アニメを、KAT-TUNの亀梨和也、女優やモデルとして活躍する杏、人気子役の鈴木福のキャストで実写化した「妖怪人間ベム」から、ベラを演じる杏が、助演女優賞を獲得した。杏は、「人間以外の、妖怪の役で受賞できました。ゼロから作り上げた役なので、作品賞、女優賞と二つとも受賞できてうれしいです」と笑顔を見せた。
ドラマ「妖怪人間ベム」は醜い容姿に生まれ、人間から恐れられる妖怪人間のベム、ベラ、ベロが、「早く人間になりたい！」と願いながらも、悪と戦い、人間たちを救うというもともとの作品が持つ深みのある物語性と、特殊メイクなどのクオリティーの高さから業界関係者からも好評を得、平均視聴率15.6%、最高視聴率18.9%の高視聴率をマーク。それだけの人気番組であるだけに、杏も「小学生からベラ！ ベラ！ と呼ばれるようになりました」と笑顔でコメントした。
また、12月15日には『映画 妖怪人間ベム』の公開も予定されているが、杏は「スクリーンでベラを演じることができてうれしいです。（映画の撮影のために）半年ぶりに福ちゃんに会ったんですが、（半年前に抜けていたはずの）福ちゃんの歯が生えていたんです！ 6か月で歯って生えるんだなと思って、子どもってすごいなと思いました。福ちゃんも、ちょっと大人になったのかな」と鈴木のほほ笑ましいエピソードを明かした。「三人は歳も性別も違うのに、三つ子みたいになりました」という杏のコメントの通り、三人のコンビネーションも抜群の様子。劇場で彼らがどのような活躍を見せるのか、今から楽しみだ。（取材・文：壬生智裕）