俳優ラッセル・ミーンズさんが死去 『ラスト・オブ・モヒカン』チンガチェック酋長で知られる
映画『ラスト・オブ・モヒカン』などで知られる俳優・活動家のラッセル・ミーンズさんが現地時間22日、死去した。72歳。The Wrap Moviesほか複数のメディアが伝えた。
ラッセルさんはアメリカ先住民族、ラコタ・スー族の活動家であり、権利団体「アメリカインディアン運動」のスポークスマンとして活動。その一方で、1992年には映画『ラスト・オブ・モヒカン』で、ダニエル・デイ=ルイス演じるホークアイの育ての親、モヒカン族の酋長チンガチェックにふんし、俳優デビューを果たした。
その後もオリヴァー・ストーン監督の映画『ナチュラル・ボーン・キラーズ』やディズニー・アニメ『ポカホンタス』に声優として出演するなど、継続的に俳優活動を行っていた。昨年夏には、咽喉がんであることを公表した。(編集部・福田麗)