レディー・ガガ、新種のシダの名前になる
現地時間23日、米デューク大学の植物学者が新しく発見されたシダ類を、レディー・ガガにちなんで「ガガ類」と名付けたと発表した。ガガ類に含まれる19種のシダもガガにちなんだ名前になるという。
植物学者は「われわれはこのシダ類を、平等と個人の表現を大切にする人物であるレディー・ガガにちなんだ名前にしたかったのです」との声明を発表。実際に検討してみると彼女の名前はこのシダ類にぴったりだったといい、理由として同シダ類は性別の定義がとても流動的な点、またDNAにGAGAという組み合わせが含まれている点を挙げている。
さらに、2010年のグラミー賞授賞式でガガが着た明るい緑色のハート形の衣装が生殖段階のシダに似ていること、片手を上げて指を曲げる「モンスターポーズ」がシダの新芽に似ていることも決め手となったようだ。
ガガ類は2種の新種を含んでおり、それらは「ガガ・ジャーマノッタ」「ガガ・モンストラパルバ」と命名されたという。ジャーマノッタはガガのファミリーネームで、モンストラパルバは訳すとガガがファンのことを指す名称「リトル・モンスター」となるとのこと。エンターテイナー、ファッション・アイコン、活動家などさまざまな顔を持つガガが、植物界にも進出することになった。(編集部・市川遥)