チャレンジャー号の爆発事故描いたドラマにウィリアム・ハート
映画『蜘蛛女のキス』でアカデミー賞を受賞したウィリアム・ハートが、1986年に起きたスペースシャトル、チャレンジャー号爆発事故を描いた新作ドラマに出演することになったとThe Hollywood Reporterほか複数のメディアが報じた。
ウィリアム・ハート出演 映画『イエロー・ハンカチーフ』写真ギャラリー
これは、イギリスのチャンネルBBCとアメリカのケーブルチャンネル、サイエンスが共同で企画している作品で、監督はテレビ映画「陰謀の報酬」のジェームズ・ホーズがメガホンを取り、女優で脚本家でもあるケイト・ガートサイドが執筆することになっている。
キャストには、映画『SUPER 8/スーパーエイト』のブルース・グリーンウッド、映画『スリーデイズ』のブライアン・デネヒー、テレビドラマ「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」のジョアンヌ・ウォーリーなどが出演することになっていて、今回新たに科学者リチャード・ファインマン役で、ウィリアム・ハートが参加することが決まった。
チャレンジャー号爆発事故は、1986年1月28日にアメリカのフロリダ州で打ち上げられたスペースシャトル・チャレンジャーが、打ち上げてから73秒後に空中分解し、7名の乗組員が犠牲になった事故だ。
撮影は来月から開始され、2013年にBBCで2部構成に分けて放送されるようだ。ウィリアム・ハートの参加で、質の高い作品になりそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)