ジョニー・デップ、今度は「ドラキュラ」ではなく、その作者に! ティム・バートンが新作構想を明かす
ティム・バートン監督が、新作に怪奇小説「ドラキュラ」の作者であるブラム・ストーカーの伝記映画を構想していることを明かした。主演にはジョニー・デップを考えているといい、ストーカーの地元であるアイルランド出身の俳優を起用する方針も示している。
The Sunのインタビューに応えたバートン監督は、「ドラキュラ」の作者ストーカーの生涯に興味を引かれるものがあったといい、「一つのジャンルを確立してしまった男が何を見ていたのか。彼について知られていることはそう多くありませんからね」と自ら映画化に乗り出す構え。主演にはもちろん、盟友ジョニーを起用したいとの希望を口にしている。
今年公開された映画『ダーク・シャドウ』では、ジョニーが意外にも初となる吸血鬼役に挑んだことが話題になったが、もしも今回の企画が実現すれば、今度は吸血鬼の生みの親を演じることになる。
バートン監督は同作について、ストーカーの地元であるアイルランド・ダブリンでの撮影、アイルランド出身俳優も計画しているとのこと。鮮烈なビジュアルイメージばかりが取り上げられがちなバートン監督ではあるものの、1994年にはエドワード・D・ウッド・Jrの生涯を題材にした映画『エド・ウッド』を発表しており、同作のファンは楽しみに違いない。(編集部・福田麗)