リヴ・タイラーとパトリック・ウィルソンが70年代舞台のSF映画で共演!
映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのリヴ・タイラーと、映画『リトル・チルドレン』『ウォッチメン』のパトリック・ウィルソンが、SFコメディードラマ映画『スペース・ステーション76(原題) / Space Station 76』に出演していることが、The Hollywood Reporterにより明らかになった。
リヴ・タイラーとパトリック・ウィルソンが共演! 映画『ザ・レッジ -12時の死刑台-』場面写真
本作は、1970年代のスペースシップを舞台に、ウィルソン演じる自滅的なキャプテンや、タイラー演じるキャプテン補佐を中心に船内での出来事をコメディータッチで描く。監督は、俳優で脚本も手掛けるジャック・プロトニックが、長編映画で初メガホン。
アクティングコーチも務めるプロトニックは、共通の友達を経由してウィルソンに脚本を渡し、ウィルソンがゴーサインを出したところから、この企画が実現への一歩を踏み出した。また、タイラーは、ウィルソンが手掛けた演技のチュートリアル映像をダウンロードしており、彼と仕事をすることに関心があったとのこと。
「1970年代はディスコやフリーラブの時代だとみんな思っているけれど、郊外に住んでいた僕らは疎外感を感じていた。これは、当時僕が抱いていた感情を描いたストーリーなんだ。両親は不満を抱えながらも、子どもたちのために結婚生活を続けていた。この映画は、両親へのオマージュでもある」とプロトニックは映画への思いを語っている。20日間にわたるLAでの撮影が終わり、現在ポスプロ中。2013年公開予定。(鯨岡孝子)