ドリカム・中村正人、師匠・佐藤博さんの急死に悲痛…いまだ信じられず
Dreams Come Trueの中村正人が、同グループの音楽監督を務めたこともあるキーボード奏者・佐藤博さんの訃報を受けて、追悼コメントをオフィシャルブログで発表した。「いつもやさしくて、にこにこ話しかけてくれて、音楽が大好きで、音楽に誠実で、自分の音楽にこだわり抜いて」とその早すぎる死を悼んでいる。
中村は27日付のブログで、26日夜のライブ終了後に訃報に触れたことを明かすと、「佐藤さんは、演奏者に留まらず、シンガーとしても、作家としても、アレンジャーとしても、プログラマー、エンジニアとしても、日本の音楽界を常にリードし、牽引してきたひとでした。それらの全ては独学であり、そんな理由から、僕にとっては、その存在は特別であり、学生の頃からのあこがれのひとであり、勝手に師匠だと思ってきたひとでした」とつづった。
ここ数日は「ああ、ツアーも始まったし、博さんに電話しなくちゃ」と思っていたという矢先の訃報。「これを書いていながら、ほんとは、全然信じられません。『マサくん、今度NEW YORK行ったとき、マスタリングの機材、写真撮ってきてよ』なんて、電話がかかってくるような気がします」と心境を吐露し、「博さん、ウソだよね。死んじゃったなんて、ウソだよね」という言葉で同記事を締めくくっている。
佐藤さんは、ドリカムが開催している大規模ライブイベント「DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007年」に音楽監督、そしてキーボードとして参加。中村はそのときのことを「素晴らしい生ピアノの演奏を披露してくれた」と振り返っている。(編集部・福田麗)