マドンナ、ライブで再び政治的発言 観客はブーイング&退場者も
現在、MDNAツアーを行っているマドンナが、ニューオーリンズでのコンサートで観客にブーイングされるハプニングがあった。
Access Hollywood.comによると、コンサートの途中にマドンナが、「有権者登録をしている人は?」と観客に尋ね、「オバマである限り、誰に投票しようと構わないわ」と付け加えたという。これに対し、観客席からはブーイングが起こり、途中退場する人の姿も見られたようだ。
その後、マドンナは「冗談は抜きにすると、誰に投票しても構わないわ。けど投票の権利があるのは当然のことと思わないで。選挙には行きなさい」と大統領選の投票に行くように促したとのこと。
パリのコンサートでは、フランスの極右政党である国民戦線の党首マリーヌ・ル・ペンの額にナチスのかぎ十字を重ねた映像を流し、国民戦線から訴訟を起こすと言われたり、モスクワのコンサートではプーチン大統領を批判するライブパフォーマンスを行って逮捕されたパンクバンド「プッシー・ライオット」のメンバー3人の釈放を求めるなど、最近のマドンナはステージで政治的な意見を口にすることが多い。(澤田理沙)