『007』最新作、軍艦島をモデルにしたデッド・シティ登場!
映画史上最長シリーズの最新作『007 スカイフォール』(12月1日公開)に、軍艦島の通称で知られる長崎県・端島をモデルにした廃墟の島「デッド・シティ」が登場することがわかった。軍艦島が正式に洋画のセットモデルとなり、エンドクレジットに表記されるのは今回が初めて。
デッド・シティは、今作で主人公ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)の敵となる元MI6(イギリス情報局秘密情報部)エージェント、シルヴァ(ハビエル・バルデム)が暮らす島。マカオ沖に浮かぶ廃墟の島で、軍艦島をモデルに外観などのスタジオ・セットが作られたという。
配給元のソニー・ピクチャーズ エンタテインメントによると、本作のロケーション・マネージャーでビジュアル・エフェクトを担当するステファン・ラングが実際に軍艦島を訪れ、映像や資料を収集。その素材を基に、ボンドが謎の女セヴリン(ベレニス・マーロウ)と一緒に、デッド・シティにクルーザーで向かうシーンの全景イメージなどが再現されている。
シリーズ生誕50周年を迎えた記念作『007 スカイフォール』に日本の軍艦島をモデルにした島が登場するというのは、ファンにはたまらないニュース。ボンドと本スパイアクション・エンターテインメント作にどう融合しているのか、楽しみだ。(編集部・小松芙未)
映画『007 スカイフォール』は12月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開