ハロウィーンデートにおすすめ! 商店街に突如出現した話題のお化け屋敷に『リング』の脚本家が潜入!
今年東京・方南町の商店街に突如出現した、お化け屋敷「オバケン」が話題を集めている。ネット上でも「怖すぎる……」と評判のこの地に、映画『女優霊』や『リング』の脚本家である高橋洋と訪れた。
「オバケン」があるのは、東京・杉並区方南町にある商店街の一角。居酒屋などが立ち並ぶなか、「お化け屋敷」という看板が異彩を放つ。
お化け屋敷をプロデュースしている映像制作会社のスタッフであり、ホラープランナーを担うのは、お化け屋敷の名称にもなっているオバケン氏。同氏は、「うちの社長がすごく面白い人で、映像制作以外にも何かやりたい、ということになって、この場所を借りたんです。うちのスタッフはみんないたずらが大好きなので、お化け屋敷をやることに決めました」と語る。
お化け屋敷の音響、照明、美術などすべてを、CMやミュージシャンのPVを手がけている精鋭スタッフが手掛けているだけあり、内容はかなり本格的。1993年ごろに行方不明になった4人家族の「酒井家」が住んでいたという設定で、コースを回る前に見せられる、失踪前の酒井家の姿を捉えたモキュメンタリースタイルの映像も恐怖心をあおる。
民家を改造しただけのお化け屋敷の中は、和室やキッチンがそのまま使われており、ホラー映画の世界に足を踏み入れているような恐ろしさが待ち受けている。中に入った人は、平均10分から15分程度で出てくるそうだが、恐怖のあまり一歩も動けず1時間以上かかった男子中学生グループもいたという。
この日、一人でお化け屋敷を巡った高橋も、出てきて一言「怖かったです……」とポツリ。「ホラーというのは、タイミングによって2倍も3倍も怖くなる。そのタイミングをうまく抑えているから、飛び上がるほどびっくりしました。美術もとてもよくできていて、予想よりずっと怖かった」と恐ろしさに太鼓判を押していた。
このお化け屋敷がある方南町へは、新宿から東京メトロ丸ノ内線で15分ほど。カップルコース、ノーマルコースに加え、チビッ子向けの低年齢コースも用意されている。ハロウィーンシーズンに合わせて、家族でカップルで友人で、一度訪れてみてはいかがだろうか?(編集部・森田真帆)