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「純と愛」後半は新しい舞台へ!余貴美子ら「家政婦のミタ」脚本家らしい個性的なキャスト発表!

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前列左から、夏菜、余貴美子、石倉三郎、映美くらら、田中要次、朝倉あき
前列左から、夏菜、余貴美子、石倉三郎、映美くらら、田中要次、朝倉あき - NHK提供

 6日、NHK連続テレビ小説「純と愛」の後半に向けた新キャストが発表となり、主演の夏菜風間俊介らと共に記者会見に臨んだ。物語後半では、大阪市大正区にあるホテルが舞台となり、余貴美子石倉三郎など個性的な実力派キャストが参加する。

 「純と愛」は、お客みんなが笑顔になる「魔法の国」のようなホテルを作ることが夢のヒロイン・純(夏菜)と、不思議な青年・愛(風間俊介)がさまざまな困難を乗り越えていく姿を描く人間ドラマ。物語の後半では、大阪市大正区にあるホテル「里や」が舞台となる。この日の会見には、その「里や」の女将を演じる余貴美子はじめ、石倉三郎、映美くらら朝倉あき田中要次ら後半戦を盛り上げる面々が出席した。

 大ヒットドラマ「家政婦のミタ」の遊川和彦脚本らしい、個性的な顔ぶれがそろった新キャストたち。この日、一緒の撮影を迎えた夏菜は「新しいメンバーと会って、すごく初心に帰るというか、また違う話を撮り始めたような気持ちになっています。すごく温かくて楽しみな話ができあがるんじゃないかと今からワクワクしています」と喜びを語る。

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 山本敏彦チーフ・プロデューサーは「後半は下町人情あふれる物語を作り上げていきたいということでこのキャストのみなさんにお集まり頂きました」と起用理由を説明。風間も「皆さんのキャラクターが本当に面白くて」というと、「大正区に住んでいるこの人たちの世界に僕ら二人(純と愛)が訪れるという設定ですので、(二人が先導するのではなく)皆さんの中に入って巻き込まれて行こうと思っています。新しいドラマが始まる、純と愛の中でも新しい物語がスタートする、という予感が今しています」と楽しみな様子で語った。

 その新キャストの中でも、何事もおおらかに包み込む優しさで純に大きな影響を与える、重要な役どころとなる余は「皆さんがこれまで築きあげてきたものを壊さないように丁寧に務めたいと思います」と真摯(しんし)にコメント。またかつて父親が住み長男の学校もあるなど、何かと大正区に縁があるという石倉も「わたし(が演じる役)は沖縄の人間でして、沖縄舞踊の名手というわけでございまして、そこらへんを“心豊かに”見ていただければ、役者のほうとしましても助かるというわけです。がんばります」と語るなど、それぞれが意気込みを明かした。大正区の街を舞台にしたドラマは、12月の最終週から1月~2月まで放送されていく予定だという。(編集部・入倉功一)

NHK連続テレビ小説「純と愛」は放送中

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