ステージママとして知られたブルック・シールズの母、死去 享年79歳
ステージママとして知られ、長い間認知症を患っていたブルック・シールズの母親テリー・シールズさんが、現地時間10月31日に亡くなっていたことをニューヨーク・タイムズ紙が報じた。79歳だった。
テリーさんのマネージメントでブルックは生後11か月でダヴのコマーシャルに出演し、15歳の時にはカルバン・クラインの広告にも抜てきされている。しかし、10歳の時に娘のヌード写真を撮らせ、12歳の時には映画『プリティ・ベイビー』で少女売春婦を演じさせたことは激しい議論を呼んだ。
当時のテリーさんは、娘を利用しているのではなく、美しさを最大限に引き出そうとしているだけだと反論。「幸いなことにブルックはまだ口答えができない年齢でした。あの時の娘は、子どもの無邪気さを表現できる一方で、とてもセクシーな面を見せることもできて、それが大きな魅力だったんです」と自分の判断を正当化している。
20代になってからのブルックは母親の手を借りず、自分自身でモデルや女優の仕事のマネージメントもこなし、これが母娘関係に亀裂を生じさせたという。「わたしはアルコール依存症の母親の元で育ちました。すべてがうまくいくよう、わたしが切り盛りしていましたが、それにも限界があります」と1994年のインタビューでブルックは語っている。(BANG Media International)