『007 スカイフォール』のサム・メンデス監督、ショーン・コネリーのカメオ出演を検討していた
映画『007/ドクター・ノオ』や『007/ロシアより愛をこめて』など、初代ジェームズ・ボンドで知られるショーン・コネリーが、映画『007 スカイフォール』にカメオ出演する可能性があったという。
サム・メンデス監督は、製作準備の初期段階で、コネリーをキャスティングする話が浮上していたこと、役柄は、実際には、スコットランドのシーンでアルバート・フィニーが演じている役であったことを、The Huffington Postの取材で明かしている。
しかしメンデスは、「コネリーはボンドなのだから、他のキャラクターでカムバックするのは不自然だった」とコメント。結局、可能性を模索したものの、本筋から外れるということで、コネリーをキャスティングするアイデアは立ち消えとなったそうだ。
ショーン・コネリーの登場は、さぞかし作品に花を添えることになっただろうが、初代ボンドのイメージを保つためには、二人のボンドをスクリーンに登場させることはありえなかったのだろう。(鯨岡孝子)
映画『007 スカイフォール』は12月1日より全国公開