「かいけつゾロリ」、原作者描き下ろしの新作を映画鑑賞者に配布決定!
累計発行部数3,200万部突破の児童図書「かいけつゾロリ」シリーズ初の長編映画となる『映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!』で、原作者の原ゆたかが書き下ろしたスペシャルブックが、映画鑑賞者に配布されることが発表された。
今回の映画は、2010年に刊行された「かいけつゾロリのだ・だ・だ・だいぼうけん!前編」と「かいけつゾロリのだ・だ・だ・だいぼうけん!後編」が原作。配布が決定したスペシャルブックは、原が、その原作を書いていた際に2冊にまとめるには長すぎたために切らざるを得なくなったエピソードをまとめたもので、いわば原作の「中編」。原もこれで「完全版になるはず」と自信を見せる。
また原は「この本には前編と後編の本の表紙に隠した、まだ誰も知らないだろうヒミツも公開しています。さらに、このプレゼントする中編の表紙やお話の中にも、たくさんのかくれキャラやヒミツを隠しました。いつもの本のように楽しめる一冊に仕上げたつもりです」とも語っており、ファン垂涎の一冊に仕上がっている様子。映画の来場者プレゼントとは思えない充実した内容となっていることをうかがわせた。
スペシャルブックは、全48ページで、12月22日の公開日から先着で、全国の劇場にて有料で入場した小人から学生までを対象に配布される。なお、『映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!』は、ゾロリとその子分イシシ・ノシシが、伝染病が流行する村を救い、さらにはお宝をゲット、美少女のハートもいただこうと冒険を繰り広げるさまを描いている。スペシャルブックを加えて完全版となる原作も、映画と一緒に楽しみたいところだ。(編集部・島村幸恵)
『映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!』は12月22日より全国公開