『ホビット』仕様の機内安全ビデオが話題に!ゴラムとジャクソン監督が指輪の奪い合い?
映画『ホビット』仕様のニュージーランド航空機内安全ビデオが公開され話題を呼んでいる。『ロード・オブ・ザ・リング』3部作および『ホビット』3部作の制作スタジオであるウェタ・ワークショップが全面的に協力しているとあって、とびきりファンタジーな仕上がりだ。
同ビデオではニュージーランド航空の客室乗務員が『ホビット』の登場人物になりきってノリノリで非常用設備について説明するほか、ゴラム、ドワーフのフィーリ役のディーン・オゴーマン、原作者J・R・R・トールキンのひ孫にあたるマイク&ロイド・トールキンがカメオ出演。ピーター・ジャクソン監督に至っては転がってきた指輪を拾い上げ「いとしいしと。」とおなじみのセリフを発するなど、思わずニヤリとしてしまう演出が盛りだくさんとなっている。
ニュージーランド航空では『ホビット』をテーマにした外装の機体の運行を一部路線で予定しているほか、日本路線では機内で提供されるアイマスクや靴下などが『ホビット』仕様となるようだ。ニュージーランドのウェリントン国際空港にはゴラムの巨大オブジェや『ホビット』の世界を再現したボーディング・ブリッジが設置され、空港内がまさに『ホビット』一色となっている。
また今月28日に予定されている『ホビット 思いがけない冒険』のワールドプレミアに合わせて、首都ウェリントンを映画の舞台である「中つ国(Middle-earth)」にちなんだ「ザ・ミドル・オブ・ミドルアース(The Middle of Middle-earth)」に1週間限定で改名することも決定。ジャクソン監督の故郷で『ホビット』3部作のロケ地であるニュージーランドは今、国を挙げての盛り上がりを見せている。(編集部・市川遥)
第1部『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日より丸の内ピカデリーほか全国公開
第2部『ホビット スマウグの荒らし場』は2013年12月13日より全国公開
第3部『ホビット ゆきて帰りし物語』は2014年7月18日より全国公開