人気声優・花澤香菜、とにかく小野大輔がかっこよくて…ほれぼれ
10日、映画『ねらわれた学園』初日舞台あいさつが新宿ピカデリーにて行われ、声優の小野大輔、花澤香菜、本城雄太郎、そして中村亮介監督が登壇した。これまで何度か映像化されている原作だが、アニメ化は今回が初めて。「とにかくキャストの皆さんの芝居が魅力的」と中村監督が語るように、主人公を演じたAKB48の渡辺麻友をはじめ、豪華な声優陣が顔をそろえている。
小野大輔&花澤香菜登壇!映画『ねらわれた学園』初日舞台あいさつフォトギャラリー
物語のキーを握る謎の転校生・京極を演じた小野は「アフレコはみんな別撮りだったのですが、監督、音響監督をはじめスタッフの皆さんとコミュニケーションが上手く取れたので、すごく一体感のある作品になった」とチームワークの良さを強調。
一方、春河カホリを演じた花澤も「わたしがアフレコをしたときは、先に本城くんと、小野さんの声が入っていたのでやりやすかったです。また監督がしっかりディレクションをしてくれたので集中できました」と周囲への感謝を述べると同時に、「完成したDVDを観たのですが、とにかく京極くんがかっこいいって心から思いました。いやあ、本当に小野さん格好いいなぁ」と絶賛。
この突然の賛辞に小野は「本当にありがとうございます」と返したものの、やや戸惑い気味?「でも(これまで)結構、共演多いと思うんですけどね」と照れくさそうな表情を浮かべ、人気声優二人のやり取りに場内からは大きな歓声が上がっていた。
本作は、眉村卓の同名小説を中村亮介監督がアニメーション映画化。薬師丸ひろ子主演で実写映画化した大林宣彦監督が「若い才能によって未来の映画としてよみがえった」と賞賛したように、設定を現代の中学校に置き換え、少年少女たちの揺れる思春期の思いを切なく描いた青春物語となっている。(磯部正和)
映画『ねらわれた学園』は全国公開中