チャーリー・シーン殺害予告で銃器メーカーが頭を吹っ飛ばすのはムリと回答
俳優のチャーリー・シーンが、知人男性の頭を自分の散弾銃で吹き飛ばすと殺害予告をした疑いが持たれている件について、TMZ.comの取材に応じた銃器メーカーが物理的に不可能だと語った。
これは先月チャーリーが、知人男性との共通の知り合いである女性に「オレのスーパー90(散弾銃)であいつの頭を吹っ飛ばしてやる」とメールを送り、それを知った男性が警察に届けを出したとされるもの。現在司法当局が、事実関係を調査中だと報じられている。
散弾銃は、多数の粒状の弾丸を散らばるように撃ち出す銃器。チャーリーが使用をほのめかしたとされる、スーパー90のメーカー・ベネリ社の代理人は、人の頭を飛ばそうとした場合、距離によるとしながらも「多量の小さな穴を開けるくらい」しかできないと同サイトにコメント。散弾ではなく単発弾を発射することも可能だが、「巨大な穴を残す」ことはできるとしつつ、「彼が誰かの頭をきれいさっぱり吹き飛ばすのは不可能です」と笑いながら回答したという。
予告のとおり頭を吹き飛ばすことはできないとはいえ、もちろん人に向けて撃てば殺傷は容易。警察は殺害予告を行ったチャーリーに対して事情聴取を行う見込みだという。一方関係者によると、殺害予告をされたと訴えている男性は、軍隊を不名誉除隊となり、執行猶予中でありながら法律違反を繰り返すような人物だとのこと。そのため今回の件も、単に金銭目的で騒ぎ立てているだけではないかと話しているという。(西村重人)