ベニチオ・デル・トロがコロンビアのドラッグ王パブロ・エスコバル役に挑戦か?
映画『ユージュアル・サスペクツ』や『トラフィック』などでおなじみの演技派俳優ベニチオ・デル・トロが、新作映画『パラダイス・ロスト(原題) / Paradise Lost』で、コロンビアのドラッグ王パブロ・エスコバル役への最終出演交渉に入ったとVarietyほか複数のメディアが報じた。
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『パラダイス・ロスト(原題)』は、制作会社チャプター2、スタジオ37、パテが共同して制作する予定の作品で、脚本は映画『NINE』などで俳優を務めたイタリア俳優アンドレア・ディ・ステファノが執筆し、さらに初監督に挑戦するようだ。そして今回、新たにコロンビアの麻薬密売組織「メデジン・カルテル」を創設し、サッカー・クラブ、アトレチコ・ナシオネルの元オーナーでもあったパブロ・エスコバル役に、ベニチオ・デル・トロが最終出演交渉に入ったようだ。
そのストーリーは、兄弟を訪ねコロンビアを訪れた若いサーファーが、ローカルの女の子と恋に落ちてしまうが、その相手の叔父がパブロ・エスコバルだったために問題が生じていくという実話を基にしたドラマ作品だそうだ。
今のところ、同作がパブロ・エスコバル伝記映画ではないことと、来年の3月からパナマで11週間の撮影に入ることが明らかになっている。パブロ・エスコバル役をベニチオ・デル・トロが演じれば、かなり期待できる作品になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)