『ベルセルク 黄金時代篇』ついに完結!アニメなのに子ども向けじゃない!原作に忠実な“蝕”が公開!
三浦建太郎のコミックをアニメーション映画化した『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』の予告編が公開され、長大な原作の中でも最も映像化が困難だといわれていた“蝕”の一部映像が明らかになった。エロスとバイオレンスが見どころとなっている原作のエッセンスを凝縮したといっても過言ではない同シーンは、まさにファン必見の仕上がりだ。
第1部公開時から映像のクオリティーの高さ、そしてバイオレンスやエロスの表現にも果敢に挑む製作陣の姿勢が話題を呼んでいた本シリーズ。第3部では、ついに「黄金時代篇」のクライマックスである“蝕”のシーンが描かれることに。予告編で観られるのはそのほんの一部であるものの、激しく、時にはグロテスクな描き方は「これぞベルセルク!」というファンの声が聞こえてきそうなもの。アニメとはいえ、本作がれっきとした大人向け作品であることを改めて感じさせる。
ほかにも、主人公ガッツとグリフィスの友情の行方、あまたの戦いを共に乗り越えてきた「鷹の団」の仲間の運命など、見どころは盛りだくさん。これまで第1部、第2部で張りめぐらせてきた伏線が本作で一気に回収されるさまは鳥肌モノであり、その上で、原作での「黄金時代篇」の続きである「断罪篇」「千年帝国の鷹(ミレニアム・ファルコン)篇」のストーリーも予感させるなど、まさにコミックの映像化作品のお手本のような作品となっている。
終わりであり、かつ始まりでもある本作の主題歌を、CHEMISTRYの川畑要が担当することも先日発表。公開日も来年2月1日に決定し、徐々にその全貌が明らかになってきている『ベルセルク』からはまだまだ目が離せない。(編集部・福田麗)
映画『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』は2013年2月1日より全国公開