激ヤセのマシュー・マコノヒー、壮絶なダイエットを明かす
映画『ザ・ダラス・バイヤーズ・クラブ(原題) / The Dallas Buyers Club』で演じるHIV患者の役作りのため、約17kgもの体重を落としたマシュー・マコノヒーは、HitFixの取材で現在の心境を聞かれ、「いい気分だ」とコメントしている。
マシュー・マコノヒー主演映画『リンカーン弁護士』フォトギャラリー
衝撃的なまでの激ヤセ写真がメディアで報じられ、健康状態が案じられていただけに、マコノヒーのポジティブなコメントに、ファンは胸をなでおろしていることだろう。しかし、減量のプロセスはやはり、壮絶であったようだ。
「170ポンド(約77kg)を過ぎたあたりがキツかったが、167ポンドになってからは次の7ポンドは一気に落とせた。そしてまた160ポンドの壁にぶつかり、そこから150ポンドまですんなり落とせた。今度は150の壁にぶつかると、さらに143ポンドまで絞り落したんだ。それが目標としていた体重だった」と語っており、断固とした意志に支えられたダイエットであったことがうかがえる。
『ザ・ダラス・バイヤーズ・クラブ(原題)』の撮影は、5週間の予定で11月12日に開始された。マコノヒーは、撮影が終わったら、納得のいく形で作るチーズバーガーに喰らいつきたいのだとか。「ハーフパウンドのチーズバーガーに、違う種類のチーズを三種類追加する。すべて納得のいくよう、3時間はかけて準備するんだ。バーガーの両面にバターを塗ってからトーストする。バーガーの表面にもとろけるチーズをかけ、ヘルマンのリアルマヨネーズを塗る。きちんと薄くスライスしたコーシャー・ディル・ピクルス、ほどよくクリスピーになるようグリルしたホワイトオニオン、それにハラペーニョも添える」と理想のチーズバーガー像を語っている。しかし本人いわく、胃が小さくなっているので、せっかくのごちそうを平らげられないかもしれないとのこと。
マコノヒーは、今年話題をさらった、男性ストリッパーたちを描いた映画『マジック・マイク(原題) / Magic Mike』では、その引き締まった体を披露。続編のうわさも聞こえている。今後は、マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオと共演の『ザ・ウルフ・オブ・ウォール・ストリート(原題) / The Wolf of Wall Street』の撮影も控えており、限界まで体重を落としきった体の調整が必要となりそうだ。(鯨岡孝子)