ヒュー・ジャックマン&アン・ハサウェイ生歌収録!『レ・ミゼラブル』日本版予告編公開!
ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アマンダ・セイフライド、アン・ハサウェイらの豪華共演も話題の映画『レ・ミゼラブル』の予告編が公開された。キャストが演技をしながら歌った声を生で収録するなど、制作陣のこだわりが随所に散りばめられた本作。予告編では、そんな迫力の生歌も味わうことができる。
世界43か国、21か国語で上演され、世界最長ロングラン記録を誇るミュージカルを映画化した本作。ミュージカル「レ・ミゼラブル」のポスターといえば、破れたフランス国旗をバックに佇む幼少期のコゼットが描かれたものがおなじみだが、今回公開された予告編は、おびえたコゼットの表情がおなじみのコゼットのイラストに変化する演出から始まる。
本作の主人公はヒュー・ジャックマンが演じるパンを盗んだ罪で19年間投獄された過去を持ちながら、心を改め、市長の地位に上り詰めるジャン・バルジャン。予告編には、ジャン・バルジャンのほか、彼を執拗に追いかける警官ジャベール、不思議な縁で結ばれた薄幸の女性ファンティーヌと、その娘コゼットといった誕生から約30年、人々に愛されてきたキャラクターの人生が次々と映し出されていく。
予告編に使用された楽曲は、「幼いコゼット」「夢やぶれて」「ワン・デイ・モア」「民衆の歌」の4曲。ミュージカル映画では、事前に歌を収録し、それに口を合わせて演技をするのが主流となっている中、イヤホンから聴こえる電子ピアノの演奏に合わせて、キャストたちが演じながら歌った力強い歌声が、予告編にも躍動感を与えている。
ファンティーヌの娘コゼットを、小悪党テナルディエ夫妻から引き取り、コゼット共に馬車でパリに向かうシーンでは、未来に思いをはせたジャン・バルジャンが歌う「Suddenly」という新曲が映画のために書き下ろされたという2012年版映画『レ・ミゼラブル』。予告編の仕上がりに期待を高めたミュージカルファンも多いことだろう。(編集部・島村幸恵)
映画『レ・ミゼラブル』は12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開