アンジー&ブラピ、津波映画で号泣
アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットが、2004年12月にスマトラ沖で発生した津波をモチーフにした映画『インポッシブル』を鑑賞し、号泣していたことがわかった。USATODAY.comなどが報じている。
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『インポッシブル』は、クリスマス休暇中に訪れていたタイで、津波被害を受けたスペイン人一家の実話を基にした作品。父親を演じるユアン・マクレガーの痛ましい演技には、オスカーの呼び声が高い。
ロンドンで同作の特別鑑賞会のホストを務めたアンジェリーナは「ユアンはわたしの大好きな役者の一人でよく知っているはずなのに、本作に出ている彼は全くの別人のようでした。それは演技という枠を超えていたと思います」と大絶賛。「映画を観てこんな気持ちになることはめったにないです。すぐにユアンに電話をして、わたしがどれだけ泣いたかということを伝えました」と明かす。
さらに、ブラッドと一緒に本作を観たというアンジェリーナは「映画を観ながらわたしは泣いていました。ブラッドを見ると彼も泣いていました」と二人して号泣したことも打ち明けた。ブラッドもユアンの演技には強く心を動かされたようだ。
『インポッシブル』には残酷ですさまじい津波シーンが含まれているといい、第60回サンセバスチャン国際映画祭で上映された際には、気分が悪くなった観客が担架で運ばれ、上映が一時中断したこともあった。日本ではまだ劇場公開のめどは立っていないが、10月に開催された第25回東京国際映画祭ですでに上映されている。(編集部・市川遥)