伊藤英明主演の『悪の教典』、観客動員数100万人を突破!
25日、東京・TOHOシネマズ日劇にて、映画『悪の教典』大ヒット御礼舞台あいさつが行なわれ、主演の伊藤英明、三池崇史監督がおそろいのタキシード姿で登壇、観客動員数100万人突破の知らせに笑顔を見せた。
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本作は、貴志祐介原作の小説を、「クローズZERO」シリーズの三池崇史監督が映画化。伊藤演じる高校の人気教師・蓮実聖司が、自らの保身のため、クラスの生徒全員を惨殺する様を壮絶に描いたサイコホラー。その過激さから「R15+指定」を受け、今月10日の公開初日から数えて、すでに興行収入10億円を突破。先日本作を鑑賞したAKB48の大島優子が、「この映画は嫌いです」とコメントしたことなども話題になった。
会場には、黒をベースに、えんじ色がアクセントのスタイリッシュなタキシード姿で登場した伊藤と三池監督。本作鑑賞後の観客に向かって、三池監督が「もしご気分の悪くなった方、いらしたら手を挙げてくださいね。対処します」と口にすると、伊藤が「先日は大島優子を泣かせちゃいましたから」とフォローし、見事なつかみで客席を笑わせる。
三池監督は、大島のコメントに「正直すぎてびっくりした」というが、「映画を好き嫌いで分けてもらえるっていうのは、作り手として、作れるものの幅を広げていかなきゃいけないので、ありがたいリアクション」と明かす。続いて伊藤も、「(賛否両論が)分かれているから、映画としてはそれはいい」とうなずく。
また、この日、観客動員数が100万人を突破したことが発表されると、2人とも「うれしいです」と素直に喜びを見せた。伊藤は、「最初は高校生から火がつけばいいなと思っていました。でも今日は(観客に)高校生はいませんね。おばさん方が多くて……あ、お姉さん方ですね。すみません」とボケをかますも、「お化け屋敷に入る感覚で、スリルを味わえる映画になればいいと思っていたので、本当によかったです」とうれしそうに語った。(取材・文:尾針菜穂子)
映画『悪の教典』は全国公開中