マリリン・モンローの伝記映画が来年撮影開始!「ポランスキー映画のように」と監督がコメント
ブラッド・ピット主演映画『ジャッキー・コーガン』の監督アンドリュー・ドミニクが企画を進めているマリリン・モンローの伝記映画『ブロンド(原題) / Blonde』が、来年の撮影開始を予定していることがThe Playlistにより明らかになった。
マリリン・モンローの代表作 映画『七年目の浮気』写真ギャラリー
本作はジョイス・キャロル・オーツの著書「ブロンド-マリリン・モンローの生涯」を基に、モンローが7才から生涯を閉じるまでをつづった作品。
数年前から製作準備が進められていたが、『ジャッキー・コーガン』が先に製作されることになり、製作スケジュールに遅れが生じていたが、ようやく来年に撮影開始の見通しが立ったようだ。ドミニクは、「これは僕にとってドリームプロジェクトなんだ。何年も何年もずっと取り組んできているから」と語っている。また、「上品さが次第に狂気を帯びていくような、ポランスキー監督の映画のようになる」と作品のイメージを明かしている。
当初モンロー役に名前の挙がっていたナオミ・ワッツが、一時期降板のうわさも流れたが、ドミニク監督によれば引き続き最有力候補であるようだ。
モンロー映画といえば、ミシェル・ウィリアムズがモンロー役を演じ、映画『王子と踊子』の撮影のために赴いたロンドンでの恋のエピソードを描いた2011年の映画『マリリン 7日間の恋』が記憶に新しいが、『ブロンド(原題)』では、モンローの人生の全貌が描かれることになりそうだ。(鯨岡孝子)