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尾崎豊ファン、誕生日に映画館に集結!伝説のライブをスタンディング上映

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劇場で尾崎さんを見つめるファン
劇場で尾崎さんを見つめるファン - (C) 2012 ソニーPCL / ソニー・ミュージックレコーズ / ISOTOPE INC.

 29日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで映画『復活 尾崎豊 YOKOHAMA ARENA 1991.5.20』先行上映会に、尾崎豊さんを見守り続けてきた総合プロデューサーの須藤晃が出席、熱狂的なファンと共に尾崎さんの誕生日を祝った。

映画『復活 尾崎豊 YOKOHAMA ARENA 1991.5.20』場面写真

 1992年、尾崎さんが26歳の若さで急逝してからはや20年。このたび尾崎豊の伝説のラストツアー「BIRTH TOUR」の初日、1991年5月20日に行われた横浜アリーナ公演の模様を映画化。そして尾崎さんの誕生日にあたる11月29日に、一般公開に先駆けたスタンディング上映が行われることとなった。

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 上映前に登場した須藤は「尾崎さん、誕生日おめでとうございます」と呼び掛ける。尾崎さんのフィルムコンサートについては、これまで何度となくファンの間で署名運動がなされていたといい、映像公開について「商業主義だとか言う人もいるだろうが、それでも観たい人がいるなら公開するべきだと思った」とコメントした。

 18台のカメラで撮影された本作には、尾崎さんのアップなど、貴重なショットを多数収録。さらに代表曲「シェリー」を歌う尾崎さんの姿も登場する。「『シェリー』を歌う尾崎さんを観ていると、苦しくなるというか、気持ちの整理ができなかったので、これまでDVDにも収録はしていませんでした」という須藤だが、それが解禁されたことに「彼にとっても特別な曲。やはり尾崎さんのファンは『シェリー』的要素が好きだろうと思って。きっと皆さん観ていられないだろうが、あえて観ていられなくしようと思った」と経緯を語った。

 劇場には、当時ライブに来ていたファンだけでなく、死後に尾崎さんを知った若いファンも多数来場。もし彼が生きていればちょうど47歳になっていたと言われた須藤は、「僕らとって永遠のスーパースター。その時代に一緒に生きられたことを誇りに思います」と晴れ晴れとした表情を見せた。トークショー後の上映では、1曲目の「FIRE」のイントロが鳴り響く中、「久しぶりだね」と語り掛ける尾崎の姿に、観客が次々と立ち上り大興奮。スクリーン袖で見守る須藤は、うれしそうにその様子を見守っていた。(取材・文:壬生智裕)

映画『復活 尾崎豊 YOKOHAMA ARENA 1991.5.20』は12月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開

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