『ヱヴァQ』『悪の教典』にダブルスコアのダントツ人気!2週連続トップ獲得!
映画週末興行成績
3連休だった先週末の動員ランキングは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』が2週連続で1位を獲得した。前週比50パーセントながら、2位にダブルスコア以上の差をつける断トツの“横綱相撲”。累計成績も9日間で動員203万2,147人、興収28億5,812万6,200円と動員200万人を突破している。
AKB48の大島優子の「この映画が嫌い」発言が波紋を呼んだ『悪の教典』は、公開3週目で2位をキープ。累計動員は108万1,326人、累計興収は14億3,549万2,200円となり、動員100万人、興収10億円を突破した。公開4週目の『のぼうの城』も3位キープ。累計動員は175万5,377人、累計興収は21億1,203万7,700円。4位は『任侠ヘルパー』で累計動員は29万4,113人、累計興収は3億5,844万2,000円となった。
今週ベストテン内に入った洋画は2本。その数少ない作品の一つが、5位初登場のクリント・イーストウッド主演作『人生の特等席』。全国251スクリーンで公開され、土日2日間成績は動員5万700人、興収6,081万4,200円。連休3日間では8万9,092人、興収1億537万8,450円となった。
6位には井上真央主演の『綱引いちゃった!』が初登場。全国253スクリーン公開で、土日2日間成績は動員4万9,754人、興収5,983万5,200円。連休3日間では動員8万4,238人、興収1億19万200人となった。男女比は52対48で半々。客層は40代~50代が半数以上を占めた。公開4週目の『北のカナリアたち』は7位。阿部寛主演『カラスの親指』は初登場8位。全国279スクリーンで公開され土日2日間成績は動員4万5,723人、興収5,716万5,450円となった。
公開5週目となる『映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!』は9位だが、11月25日までの公開30日間で動員71万人を突破。これにより2005年から始まったシリーズ全体の累計動員が延べ1,000万人を突破した。リュック・ベッソン製作の近未来SF『ロックアウト』は10位初登場。全国128スクリーン公開で、土日成績は動員3万447人、興収3,819万4,900円。公開3週目の『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』は11位と惜しくも圏外に落ちてしまった。
今週末は『007 スカイフォール』『劇場版イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機W』『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』『恋のロンドン狂騒曲』『ボス その男シヴァージ』『パーティは銭湯からはじまる』『僕の中のオトコの娘』『復活 尾崎豊 YOKOHAMA ARENA 1991.5.20』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)