きゃりーぱみゅぱみゅ、3針縫った顔はチョビひげでおちゃめにごまかす!
歌手でモデルのきゃりーぱみゅぱみゅが28日、渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで行われた「第41回ベストドレッサー賞」授賞式に、2日前のイベントでケガを負った鼻の下に、ひげを付けた姿で登場した。
26日に恵比寿ガーデンプレイスで行われた「VOGUE JAPAN Women of the year 2012」の授賞式に出演したきゃりーは、退場間際に足を滑らせ転倒。その直後に行われた第63回NHK紅白歌合戦の出場者会見には、鼻の下にばんそうこうを貼った状態で出席し、その痛々しい姿が大きな話題になっていた。
この日のきゃりーは、そのケガをした箇所にひげを付けて登場。その奇抜なファッションに会場は大きくどよめいたが、きゃりー本人は「2日前にトロフィーで顔を打って3針縫ってしまいました。いつもならばんそうこうで隠してるんですけど、今回はTPOに合わせて、おひげをつけました。性別不明になりましたけど、今日はひげでやらせてもらいます」とこともなげにコメント。
転倒時を振り返ったきゃりーは「階段からこけたときは、前歯終わったなと。いてえと思ったら大量に血がついていて。そこまで大きなケガではなかったんですけど、パックリと切れていたので、病院で縫ってもらいました。でも明日が抜糸なので、もう治ると思います」と報告。顔に傷跡が残らないか心配されるところだが、「一応先生にしっかりとやってもらっていますし。今は『ブラック・ジャック』みたいになっていますけど、(跡が)残らないことを祈っています」とコメントを寄せた。
この日のきゃりーの衣装は、肩がシースルーになった黒のドレス。ファッションのポイントを「意外にもわたしの中ではセクシー系ですね。普段これ以上肌は見せないんですけど、今回は透け素材の肩が出る衣装を着てみました」と解説するきゃりー。2013年にはワールドツアーも始まるとのことで、「ファッションと音楽を融合させた素敵なアーティストを目指しているので、来年は攻めたいと思います。来年のテーマが世界征服なので、さらに奇抜なことをやりたい。楽しいライブをしたいと思います」と野望を語っていた。(取材・文:壬生智裕)