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待望の『大奥』劇場版第2弾は堺雅人の「執事プレイ」が見もの!菅野もドギマギ!?

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結ばれるようでいてなかなか結ばれない……右衛門佐と綱吉のもどかしい関係に萌えること必至!
結ばれるようでいてなかなか結ばれない……右衛門佐と綱吉のもどかしい関係に萌えること必至! - 撮影:金井堯子

 映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』で初共演を果たした菅野美穂と堺雅人が、女将軍・徳川綱吉と大奥総取締の右衛門佐との一筋縄ではいかない恋愛談義を披露した。本作はよしながふみの人気漫画を原作とし、2010年に公開され、大ヒットを飛ばした男女逆転版の『大奥』、今年放映されたテレビドラマ「大奥~誕生~[有功・家光篇]」を経ての続編にあたる。

映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』写真ギャラリー

 時は元禄、5代将軍綱吉の時代。男女逆転の世が誕生して30年の年月が流れ、大奥では後継者をめぐる正室と側室との激しい派閥争いが起こっているという設定。そこに京からやって来た公家・右衛門佐が類いまれなる野心と才覚で巧みに綱吉に取り入り、総取締として大奥での権勢を掌中に収めていく。

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 本作で初共演を果たした二人だが、綱吉への秘めたる思いを持つ右衛門佐について、菅野は、「一見、草食系の男性が、自分にだけ肉食系の目を向けてくれている感じ。これって女性にとっては最高のキャラクターなんです(笑)」とコメント。対する堺は「言ってみれば、右衛門佐は“執事プレイ” みたいなものじゃないかな?」とこちらも独特な解釈を披露。

 「男女逆転」というギミックがいかにも今日的な時代劇だが、栄華を極め爛熟(らんじゅく)する元禄の世を舞台に、絶大なる権力を握っているようで実は孤独な二人の、切ない“永遠の愛”がつづられていく。完成作を観ての感想を訊くと、「突き詰めれば、プラトニックが一番、感情のカロリーが高い恋愛なんだなと思いました」(菅野)、「大奥って“巨大な家族の豪華版リビングルーム”なんですよね。それをのぞき見しているような贅沢さがありました」(堺)とそれぞれが独自の評を明かした。

 時代劇ではあっても、感覚的にはまさしく「現代」な点が、多くの支持を集めている理由。恋愛映画としても、権力闘争を描いたドラマとしても、今回もリアルに楽しめそうだ。(取材・文:轟夕起夫)

映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』は12月22日より全国公開

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