フランシス・フォード・コッポラ監督の大作、ついに始動!
映画『ゴッドファーザー』シリーズや『地獄の黙示録』などでおなじみの巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督が、パラマウント・ピクチャーズのもと大作を企画していることがEntertainment Weeklyによって明らかになった。
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これは、フランシス・フォード・コッポラ監督がEntertainment Weeklyのサイトで、彼が手掛けた5作品のブルーレイボックスセットに関するインタビューの中で明かしたもので「わたしには無限の金を所有する投資家が居る。3作の独立系映画を製作して学んだことは、大作の脚本を書きたくなったことだ。野心的な作品になるため、衣装なども借りられ、多くの俳優も居るL.A.のスタジオで製作することを決めたんだ。脚本は初稿段階だが、ニューヨークを舞台に1920年代~1960年代後半までを描いたストーリーになる」と答えているようだ。
さらに、パラマウント・ピクチャーズは来年コッポラ監督にオフィスを設けて、彼が仕事をしやすいような環境を作るそうで、大作に向けていよいよ本格的にコッポラ監督が始動することになったようだ。
近年彼は、映画『コッポラの胡蝶の夢』『テトロ 過去を殺した男』『Virginia/ヴァージニア』などの作品を、自身が経営するワイナリーの経営利益によって製作資金を捻出していた。今回リリースされた5作品のブルーレイボックスセットには、『地獄の黙示録』『カンバセーション…盗聴…』『テトロ 過去を殺した男』『ワン・フロム・ザ・ハート』、そして『地獄の黙示録 特別完全版』の5作品が含まれているそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)