チャニング・テイタム、2013年は監督業に専念するため、俳優業は休止予定とコメント
映画『G.I.ジョー』や『君への誓い』、また、自らの実話エピソードを基に主演・プロデュースを手がけた、男性ストリッパーたちが題材の映画『マジック・マイク(原題) / Magic Mike』などで知られるチャニング・テイタムが、2013年は監督業に専念するため、俳優業は休止する予定であることをEW.comの取材で明かした。
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テイタムは、『マジック・マイク(原題)』のプロデューサーで脚本も手がけた、プロダクション業の相棒であるレイド・キャロリンと共に、来年、自らが監督する作品探しに専念する予定だという。すでに製作準備が進んでいる『マジック・マイク(原題)』の続編も、テイタムはキャロリンと共に企画進行中だ。テイタムは、「すでに僕らの気に入った企画が、3、4本手元にあって、企画準備中だ。来年末までには、構想をまとめて監督する作品の脚本第一稿は仕上げたいと思っている」とコメントしている。
フィルムスクールで監督のスキルを学んだわけではないが、これまでのキャリアですでにテイタムたちは多くを学んでいるという。特に、『マジック・マイク(原題)』のスティーヴン・ソダーバーグ監督から学んだことは多かったそうで、それが監督業に乗り出す決心を固めるのに十分な自信につながったようだ。
テイタムは、『G.I.ジョー』の続編『G.I.ジョー バック2リベンジ』が完成したばかりで、来年3月に世界公開を控えている。そのほか、再びソダーバーグ監督とタッグを組む、ルーニー・マーラと共演の映画『サイド・エフェクツ(原題) / Side Effects』が来年2月、ローランド・エメリッヒ監督作、ジェイミー・フォックスやマギー・ギレンホールと共演のアクションドラマ『ホワイト・ハウス・ダウン(原題) / White House Down』も来年の6月に全米公開が控えている。さらに、映画『カポーティ』のベネット・ミラー監督作『フォックスキャッチャー(原題) / Foxcatcher』の撮影も予定されており、監督、共演者共にビッグネームの出演作が目白押しだ。
この辺りで、俳優業に一呼吸入れたい気持ちにも共感できるほどの多忙ぶりだ。テイタムの監督作第1弾は、一体どんなテイストの作品になるのか楽しみだ。(鯨岡孝子)