堺雅人×菅野美穂『大奥』メイキング映像公開!豪華絢爛世界でキャストが見せる素顔の数々!
堺雅人と菅野美穂の共演で、男女が逆転した大奥の世界を描く映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』のメイキング映像が公開された。今年1月から2月までオール京都ロケで撮影された本作。メイキング映像には、その豪華絢爛なセット、衣装とそこで真摯(しんし)に演技に取り組んだ役者たちの顔が収められている。
舞台が豪華絢爛な元禄時代ということもあり、徳川綱吉を演じた菅野や桂昌院を演じた西田敏行は、1着あたりの金額が高級車1台相当の衣装を着用して撮影に臨んだという本作。大奥映画史上最大の38メートルの御鈴廊下など、セットも随所にこだわって設営された。メイキング映像からは、1月11日、クランクインを迎えたキャストたちが、高価な衣装を身にまとい、緊張の面持ちでセットに足を踏み入れる様子が伝わってくる。
撮影が行われた真冬の京都は、日中の気温が5度以下の寒さだったとのこと。クランクインの日に堺は「気候も気候ですので、身が引き締まる思いで、寒さなのか緊張なのかよくわかりませんが……。非常に面白い役なので、全力でぶつかっていきたいと思います」と撮影への意気込みを語っている。一方、「ひさしぶりの京都だったので緊張して来たんですけど、始まったら和やかに撮影が進んで、ちょっとほっとしています」と笑顔を見せる菅野。演じた徳川綱吉は、生類憐れみの令を出したことで悪名高いが、菅野は撮影の合間に犬と戯れ、共演者たちも笑顔で和気あいあいと撮影を進めていたことがわかる。
撮影がクランクアップを迎えたのは、2月29日。メイキング映像には、要潤や柄本佑、尾野真千子といったキャストたちが撮影を終えて花束を受け取り、撮影の日々を振り返る様子も。菅野は「初めて共演させていただく方が多くて、本当に刺激的な毎日でした」と語り、堺も「ひとまずはひと段落ということで、お疲れ様でした。本当にありがとうございました」と安堵の表情を浮かべている。
9月に公開された予告編には、菅野演じる徳川綱吉と堺雅人演じる右衛門佐の切ない恋が描かれている本作。女版・綱吉の女として、将軍としての葛藤は、観客の共感と感動を呼びそうだ。(編集部・島村幸恵)
映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』は12月22日より全国公開